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東京ドーム5杯分の食品廃棄! 一人ひとりの意識を高め、持続可能な社会へ

余剰製造されたパン(製造過程ではかかせない)の有効活用

 

当社では、GREEN RABBIT(琉球通運のSDGs活動名称)の取り組みで「食品ロス削減」に向けた啓蒙活動の一環として、余剰製造されたパンの有効活用を始めました。

「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品を意味し、世界では食糧生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。世界人口の30%、約23億人以上が年間を通じて適切な食料を入手できないことが世界的に課題になっています。日本でも年間に約621トンもの食料が廃棄されており、東京ドーム5杯分に相当する量になると言われています。

食品ロスを減らすためには、家庭で食品ロスが出ないようにするだけではなくて、食べ物を買うお店、食べるお店でも食品ロスを減らすことを意識することが大切です。
賞味期限の近い値引き商品を買ったり、食べられる分量を注文して、食べ残しを出さなかったり、一人ひとりのちょっとした行動が食品ロスを減らし、食料資源の有効活用や地球温暖化の抑制に繋がり、人々の生活を守る事にも繋がります。食品ロス対策に貢献すると同時に食品を扱う事業者として、高い意識を持つために取り組みを始めました。

取り組みでは、余剰製造されたパン(製造過程では欠かせない)を買い取り、菓子パンの有効活用と食品ロス啓蒙活動の一環として、職員へパンの提供を行います。また、一人ひとりの意識を高めるために、取り組みに関わる掲示物を掲示したり、社内新聞や情報発信ツールを活用するなど、社内全体で意識の高揚を図ります。

 

 

食品を扱う物流事業者として、当たり前のように廃棄されていた現状を改めて見直すと共に、賞味期限や消費期限、食品衛生法を理解しながら、人間の活動が自然環境に悪影響を与えない、地球にやさしい持続可能な社会を目指し、食品ロス削減に取り組んでいきます。

 

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